

早いものでまたもう師走である。
庭のあちこちで万両が輝いている。鉢植えよりは数段勢いがある。先月のブログではまだ青いところも多かったもみじもすっかり紅葉してこれまた見事である。今のところ今年の冬は暖かすぎると言わざるを得ない。

そんな温かさが農園のペースをかき乱している。12月に入ったのにブルーベリーも紅葉のまま、いつまでたっても葉が落ちない。これでは特に小枝の剪定がしずらく、作業がスムースに進められない。

特に今年は大きくなり過ぎたラビットアイ種の低木化も併せて進めているのでピッチはさらに落ちる。
割を食らったのはママさん。いつもなら12月に入って男も入って数人で行うもみ殻集めの作業が一手にママさんにかかってきた。


12月の土曜日はサポートに入ってくれる予定だった小山ホームの高校生木村くんもホームがコロナの集団感染で一日しか参加できず。

鈴木さんもくたびれ果てて連日のサポートは無理。ママさん一人で山の大半を崩してきた。火事場の馬鹿力とはよく言ったもの。若い!!
予定していたサポートもない中でさすがにママさんも草臥れ気味となった17日、白馬に乗ったローンレンジャーが舞い降りた。(ネタが古すぎるか…)モッチャン到着である。寒い時期は動きにくいチュンさんを残して一人で応援に駆けつけてくれた。
生憎当日は雨。作業に入れず「ま。師走ぐらいはのんびりやろう。」とやせ我慢。
翌18日は鈴木さんも加わってシャカリキのフル回転。

日よけを身につけ腰を落としたママさんの構え方はまるでアラブの女性兵士。これがかっては名古屋の名門お嬢様学校の女子高生だったとは想像もつくまい。

ついに女性軍は山をつぶした。

一方モッチャンはネコでもみ殻を第1、第2テラスら運んで樹下にたっぷりと撒いていく。

亭主は全く知らん顔。ラビットアイの低木化で目いっぱいなのだ。

そして一日で予定の大半の作業を終えることができた。

亭主もおまけのようにモッコウバラの樹下に撒いた。

最終日は体を休ませた。さすがに皆80才前後。そうそう体力は続かない。
モッチャンは大好きな焚火遊び…

お手伝いのママさん。ここでもその逞しさが一段と映える。

亭主はこれまた草臥れてエンジンのかからなくなったユンボーの修理に入る。ユンボーも農園で働いてくれて15年が過ぎた。

こうやってまた今年も一年が過ぎた。まだまだおおつごもりまでも作業は続くが、やりがいを感じる仕事があるのはありがたいことだ。体力ももう少しは続きそうだし…
それでは皆様良いお年を…
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